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みんなの「ミステリ」ブログ


スタンリイ・エリン「九時から五時までの男」

2006/09/24 23:57
スタンリイ・エリン「九時から五時までの男」(小笠原豊樹・他訳/ハヤカワ文庫)を読みました。短編の名手と言われたエリンの、意外にも初めての文庫本による短編集。
原書は1964年発表。

わたしだけかもしれませんが、スタンリイ・エリンという小説家はどうも良くわからないところがあります。
彼と並び称されるロアルド・ダールはダール節とでも言うべき、はっきりとしたユーモア感覚や皮肉な視点があり、それが個性とも魅力とも言えるのですが、エリンの場合、その作品世界に一貫性が感じられず、掴みづらい印象があるのです。
しかしこの間「特別料理」を再読し、分かったような気がしました。
この「九時から五時までの男」も、二年振りの再読です。

表題作「九時から五時までの男」。
判で押したような毎日を送る男。起床し、顔を洗い、歯を磨き、妻と世間話をしながら朝食をとり、電車に乗って事務所へ。そして五時には退社。帰宅した後妻といつもと変わらない夜を過ごす……。
実は彼はある犯罪を生業とする男なのです。

しかし、平凡なビジネスマンを装う男の『意外な』正体!という話ではなく、この変わった人物の日常を耽々と語っているだけの話なのです。
変でしょう?どうやらこういう小説家のようです。
収録されているのはこんな作品ばかりではないのですが、この作品は敢えて言うならエリンらしさというのを象徴していると思いました。

「蚤をたずねて」は、乞食の語る奇妙な話。
彼はかつて一世を風靡した蚤サーカスの芸人だったのですが、色々あってサーカスは解散、現在は落ちぶれている……。
最初読んだときは、その男の語る話自体が読みどころかと思ったのですが、再読して印象が変わりました。
つまりこの男の正体とは何だろう?ということ。

@かつての栄光として本当の話をしている、落ちぶれた芸人。
A頭のおかしい乞食。
Bホラ話を面白おかしく語って報酬を得ようとする乞食芸人。

Bが妥当だとは思うものの、@やAの解釈も可能です。はっきりした答えは出ません。
これもエリンの個性かと。

「九時から五時までの男」はその性格上、落ちのない話です。
作品名は挙げませんが落ちのないのが落ちという話も収録されています。
作品の構成自体が変ですよね。

個人的にグッと来たのは「運命の日」
新聞に載ったギャングの死体写真。それは少年時代の親友の成れの果てでした。
そして主人公はかけがえのないあの頃の日々……いや、あの運命的な日のことを思い出す。
この作品は凄い傑作だと思います。
……ていうか、「スタンド・バイ・ミー」の元ネタか?
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スタンリイ・エリン「特別料理」

2006/09/17 23:56
スタンリイ・エリン「特別料理」(田中融二訳/早川書房)を読みました。

20年くらい前O・ペンズラー選のアンソロジー「魔術ミステリ傑作選」(創元推理文庫で新装版あり)を読んだときに、エリンの「決断の時」に感動し、その直後彼の作品集であるこの「特別料理」を読んだことがあります。

その時の印象は『凡庸』の一言。
読み始めてすぐに結末が予想できるような作品ばかりでした。
短編の名手と聞いていたので、不思議に思った記憶があります。
結末に驚いたのは「クリスマスの凶事」くらい。しかしこんなショート・ショート向きの話をここまで引き伸ばすかなあと思ったり。
しかし今回再読し印象が変わりました。

この人の作品はミステリをそこそこ読んでいる人ならすぐにネタが割れてしまうようなものばかりで、読んでいる最中、待てよこの展開どこかで読んだ気がするという既視感があります。当時のわたしはそこに不満があった。
しかし、この人が書きたいのは『意外な結末』ではなく、結末に至るまでの話の流れなんですね。
優れた小説は再読三読がきくとよく言われますが、エリンの小説は初読でも再読しているような感じがあるんです。
そこを楽しめるかどうかというわけ。

したがって彼の作品はその語り口が命ということになります。
そういう意味では翻訳者泣かせの小説家ということ。
本来原文で楽しむ必要度が高いということらしい。

「決断の時」は、タイトル自体がネタバレのような作品。
思えば当時この作品にグッと来たのは、結末よりもそこに向かって深まって行く不穏な雰囲気によるものだったし。

何のことはない、わたしはエリンの魅力を知っていたんじゃないか(笑)。
ロアルド・ダールと双璧と言われており、作風は違うものの目指すものは同じ。
ダールの魅力は知っていたのですが、なぜ気付かなかったのか。
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コナン・ドイル「北極星号の船長」

2006/08/06 18:48
コナン・ドイル「北極星号の船長 <ドイル傑作集2>」(北原尚彦・西崎憲編/創元推理文庫)を読みました。
「ドイル傑作集2」とありまして、コナン・ドイルの怪奇小説家としての一面にスポットライトを当てた短編集です。

ドイルというとわたしなどホームズ物しか読んでいないんで、どういう感じかなと興味がありました。
「バスカヴィル家の犬」などはちょっとオカルトでしたが。

で、この短編集、看板に偽りなしで本当に「怪奇小説」しか採録されていません。
しかもフォローしている範囲が広い。
いわゆるウーマというんですか……未発見の怪獣、降霊術、呪術など。

前半に収められている「大空の恐怖」「青の洞窟の恐怖」などは、プチ秘境ものというか、見たこともない化け物に襲われるという話。
面白いのは後者では、怪物に関しての考察があるところ。
ただ怪物が出たというだけでなくて、主人公がその怪物の生態に科学的な分析をするんです。

晩年息子を失った悲しさからオカルトにのめり込んでいったと伝えられるコナン・ドイルですが、ただ不思議を不思議なまま終わらせず、現象を科学的に解釈しようという態度が仄見えて興味深い。
「深き淵より」は海の幽霊話で、一応合理的な解釈が語られるのだけれど、そちらの解釈の方が怖いという奇妙な読後感。

「樽工場の怪」はミステリ的な興味でも読める作品。
密林の工場で夜番をしている者が跡形もなく消えるという事件が連続する。
最後の数ページで謎が明らかになるのですが、なるほどホームズの生みの親の作品だと納得。

「ヴェールの向こう」「いかにしてそれは起こったか」は現代の日本ではショート・ショートとも呼べるボリューム。前者は後味の悪さが良い。
訳文も良いですが、話の持って行き方がドイルという人は巧いですね。
最後に収録されている「寄生体」は呪術を扱った本格的ホラー作品。傑作です。

個人的に面白かったのは「火遊び」。
降霊術を扱った話なのですが、悪乗りし過ぎというか、衝撃的いや笑劇的な話です。

オカルト興味に溺れることなく科学的な態度も崩さないバランス感覚。
コナン・ドイルはシャーロック・ホームズの生みの親というだけではなく、非常に優れたストーリーテラーとして認識されるべき小説家だと思いました。
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ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」

2006/06/11 16:09
今更ながらダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード(上)(中)(下)」(越前敏弥訳/角川文庫)を読みました。

キリスト教の闇の歴史を暴く鍵は、ダ・ヴィンチの絵画に暗号として残されている……。

深夜ルーブル美術館の展示室内で、館長ジャック・ソニエールが殺害されました。
ソニエールは絶命する前に気力を振り絞り、ダイイングメッセージを残します。
自分の周りに円を描き、全裸で両手両足を広げ、腹部には五芒星を、傍らには奇妙な暗号文を残していました。
暗号文の最後には『P.S.ロバート・ラングドン』とあり、当時パリに滞在していたアメリカ人の宗教象徴学者ラングドンは、現場に呼び寄せられます。

ダイイングメッセージ――通常それは自分を殺した犯人を暗示するものですが、この事件の場合被害者は、それより重要な何かを伝えたかったようです。
フランス警察はラングドンを犯人と見なし、ラングドンはソニエールの孫娘で暗号解読官のソフィーと美術館を脱出します。
警察、そして新興宗教組織のアサシン(狂信的暗殺者)から逃れつつ、二人は事件の真相に辿り着こうとする……。

非常に軽快に進むこの作品、現在映画が公開中ですが、本当映画向きですね。
物語の骨格は窮地に陥った主人公が、何かに追われながら真相を追うというもので、誰が最初に発明したのか知れませんが王道中の王道的な展開。
映画なら「逃亡者」(ドラマの方が面白いらしい)や、小説ならアイリッシュ「暁の死線」、マンガなら浦沢直樹「モンスター」など、似た展開の作品が次々と脳裏に浮かんできます。

この作品の売りであるキリスト教の裏話や「最後の晩餐」のユニークな解釈などは、キリスト教や図像解読やルネッサンス美術に詳しい人なら「だから何?」「なるほどね(笑)」というような内容かもしれませんが、わたしには興味深かったです。
そういう意味では、かえってキリスト教やダ・ヴィンチをよく知らない人にアピールしそうです。

昔読んだ本で、ルネッサンス時代の絵画をスリリングに解読した、高階秀爾「ルネッサンスの光と闇」を思い出しました。
再読してみようかな。あっちはギリシャ神話だけど。

内容はあくまでB級。
年季の入ったミステリファンはあまり期待しない方が良いと思います。
銀行の支配人やイギリス人学者の妙に達者な演技(しかも刑事がそれを見破れない)や、観光名所案内的な展開に失笑してしまいました。
被害者の凝りに凝った死に方や、暗号オタク振りも如何なものか(笑)。
何だか「みちのく竜王伝説紀行――中年学者と美人警官コンビの名推理!」(適当)とでも題された二時間推理ドラマを観たような読後感でした。

わたしはめったに流行りものに手を出さない人ですが、この本は会社の同僚のS君が絶賛しつつ貸してくれたものです。
S君サンクス!
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ローレンス・ブロック「聖なる酒場の挽歌」

2006/06/04 17:58
ローレンス・ブロック「聖なる酒場の挽歌」(田口俊樹訳/二見文庫)を読みました。
ニューヨークを舞台にしたハードボイルド、マット・スカダーシリーズ6作目。

1986年に発表された小説ですが、物語の舞台は1975年。
マット・スカダーが初登場する「過去からの弔鐘」より一年古い時期の話です。
物語は1986年現在のスカダーが11年前を回想するという形をとっています。
この時点ではスカダーは禁酒に成功しているようです。

その頃スカダーは既に警察を辞め離婚しており、飲んだくれ生活に入っていました。
毎日のように何軒もの酒場をはしごするスカダーには何人もの飲み友達や顔見知りがいて、そのうち二人の人物に降りかかった事件の話です。

一つは顔見知り程度の男の妻が強盗に殺された事件。
もう一つは、スカダーの友人で酒場の経営者の帳簿盗難事件。
これら二つの事件は特にリンクすることもなく、別々な事件として展開しますが、どちらの結末もいかにもスカダーらしい決着のつけ方だと思いました。

しかしこれらの事件の真相という興味以上に、同じ時代に同じ場所で同じ時間を共有した友人たちの関係や会話が印象に残りました。
最終章で仲間や知り合いたちのその後が語られます。
そこに時間の流れを感じますし、10年前の彼らが活き活きしているからこそ、美しき過去というか、それらの思い出は鮮やかで哀しい。

温さをともなった感傷を余韻として残します。
もっとも、この少し湿った感傷こそスカダーシリーズの特徴なのですが。
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ローレンス・ブロック「八百万の死にざま」

2006/05/28 15:10
ローレンス・ブロック「八百万の死にざま」(田口俊樹訳/ハヤカワミステリ文庫)を読みました。アル中の無免許探偵マット・スカダーシリーズでもっとも有名な作品だと思います。

1982年発表でシリーズ五作目。
八百万の人口を抱えるニューヨークでは、その数だけの生きざまと死にざまがあります。
娼婦キム・ダッキネンの場合は、高層ホテルの一室で、なたの様な物で66ヵ所に亘って切りきざまれ殺されるというものでした。

ヒモと手を切りたい、でも彼がどういう態度に出てくるのか不安で……。
他人の便宜をはかることで生活費を稼いでいるマット・スカダーにキムはこう切り出してきました。
彼女のヒモはチャンスと言う名の教養ある黒人で、彼女以外にも数人の娼婦を抱えているということ以外、住居もわからなければ電話は電話サービスを利用しているという全く謎に包まれた人物。
実際スカダーはチャンスと連絡を取るのに苦労しますが、話はすんなりとまとまりキムは自由になりました。

キムが凄惨な形で死体となって発見されてからしばらくして、チャンスがスカダーの元を訪れます。
何と、犯人を捜して欲しいと言うのです。
ヒモとしての信頼の回復を望んでいるのです。
このチャンス、紳士的な態度とゴロツキ的な一面を併せ持つ不思議な男で、とても魅力的です。

非常に贅沢と言うか気合が入った作品です。
・犯人探しの興味。
・チャンスとスカダーの奇妙な、つかの間の友情。
 レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」のマーロウとレノックスの関係を幻視させるところがありますね。
・そしてアルコールとスカダーの戦い。
 前作辺りから兆しがありましたが、この作品でのスカダーはアルコールを断とうと必死です。

このシリーズはまだまだ続くようですが、よく言われるようにこの時点では最高作と言って良いと思います。
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マイクル・Z・リューイン「死の演出者」

2006/05/14 18:25
マイクル・Z・リューイン「死の演出者」(石田善彦訳/ハヤカワミステリ文庫)を読みました。
タフでも凄腕でもないけれども、心優しい私立探偵アルバート・サムスンの事件簿、二作目です。1973年発表作品。

前作「A型の女」を読んだとき感じたのは、全然ハードボイルドらしくないということ。
その辺に不満があったのですが、私立探偵が語り手になる小説がハードボイルドでなければならない理由はないと思い直し、久々に読んでみました。

ベトナム戦争帰りのガードマン、ラルフが勤務中に人を射殺してしまいます。
警察は故意と考え、彼の妻は過失と考える。ラルフ自身は気落ちして諦めている様子。
ラルフの義理の母ジェローム婦人は、娘婿を救う方法を探すためサムソンに連絡を入れてきます。
理由はこの辺りでもっとも料金の安い探偵だから。

このジェローム婦人、尊大で支配的な性格の、実に嫌な人なんですねぇ。
わたしは小説に嫌なやつが出てくると嬉しくてゾクゾクする方なのですが、彼女は期待通りの人物です。
確実に周りの人を不幸にする才能を持っているタイプというか(笑)。
母の日に何言っているんでしょうか、わたしは。

以前感じたのはロス・マクドナルドの影響が濃いなあというものでしたが、今回はチャンドラーの影響も感じました。
世界観は全く違うのだけれど、センテンスの終わりに決めのフレーズというか、警句があるスタイルが似ている。

例えば、『人生には、ただ話をするだけで相手をかえられるようなことはほとんどない』とか。

あとユーモアのセンスが非常にありますね。
会話にもそれが表れていますが、比喩や文章で笑わせてくれる場面が多い。
終盤、怪我をしたサムスンを助けてくれた女性に関するエピソードは最高でした。

文章は平明で軽い。
しかし「A型の女」と同じく、事件の真相は重く、悲哀を感じさせる幕切れです。
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ローレンス・ブロック「暗闇にひと突き」

2006/05/07 10:36
ローレンス・ブロック「暗闇にひと突き」(田口俊樹訳/ハヤカワミステリ文庫)を読みました。
呑んだくれで探偵ライセンスを持たないマット・スカダーの活躍を描いたハードボイルド四作目。

1981年発表。
九年前アイスピックで女性を次々と殺し続けた殺人鬼が、最近逮捕されました。
しかし彼はある事件に関してだけは否認、確固たるアリバイもありました。
となれば、その事件は模倣犯によるものか、連続殺人を利用した謎の人物の計画犯罪かのどちらかです。
被害者の父親は警察に再捜査を請いますが断られ、ある刑事からスカダーを頼るように助言されます。
律儀で、かつては有能な刑事だったスカダーなら、引き受けるだろうというわけです。

実はこの事件、スカダーが警官時代に扱った事件でもあったのですが、何せ九年も昔の話。
関係者たちの中には転居した人も多く、その記憶も薄らいでいる。
しかし下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというか、犬も歩けば棒に当たるというか、スカダーは愚鈍に辛抱強く事件の関係者を探し出し話を聞いて回ります。
もちろん、バーに入っては酒を呑み続けながらですが……。

いままで本シリーズを順番通りに四作読んだわけですが、いずれの作品も犯人が意外な人物で、一度も当てることができませんでした。
ハードボイルドは本格ミステリに比べるとプロットが緩い分、そういう芸当が可能なのかもしれません。
この作品もまた犯人が予想外の人物。しかし犯人だけでなく、その動機も意外なものです。

今作ではスカダーにガールフレンドができます。
しかし彼女もまたアルコール依存症(笑)。
読者のわたしもこのGWは呑んでばかりでした。
実は去年のGWも、その前のGWも……明日から仕事です。
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ハリー・クレッシング「料理人」

2006/04/16 16:44
ハリー・クレッシング「料理人」(一ノ瀬直二訳/ハヤカワ文庫)を読みました。

'65年発表の作品。
ハリー・クレッシングという人は、少なくともこの名前ではこの一作しか書いておらず、そのプロフィールは全く不明の人。
もう故人かもしれません。

ある年、ある地方の町コブにやって来た身長二メートルの痩せ細った男コンラッド。
この町の二大家のひとつヒル邸を訪れます。
彼はコックとしてこの家で働くためやってきたのですが、その推薦状は各界の著名人や有力者たちによるものでした。

いわゆる『奇妙な味』系の作品。
この手の小説を読みなれている人なら、半分も読まないうちに結末を感づくと思います。
わたしもすぐにわかりました。
ただ、長編というところが珍しい。
結末に向かう過程を読ませる小説と考えていいと思います。

時代も場所もはっきりしない物語背景。
登場人物の名前から英語圏のお話だというのだけはわかります。
どこかリアリティに欠け、寓話的な印象もあります。

全編にわたり、料理に関する薀蓄が散りばめられています。
薀蓄と技巧を凝らした作風は、あのロアルド・ダールによく似ている。
ロアルド・ダールが長編を書いたらこんな感じですかね。
仮に本人だったとしても驚きません。
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ジョン・ディクスン・カー「ヴードゥーの悪魔」

2006/04/09 17:29
ジョン・ディクスン・カー「ヴードゥーの悪魔」(村上和久訳/原書房)を読みました。
1968年発表の作品で、カー最後の未訳長編です。

1858年ニューオーリンズ。
英国領事のリチャード・マクレイのところへ、サンセール婦人が相談に現れました。
ここのところ娘のマーゴの様子がおかしいというのです。
仮面舞踏会の帰り、マクレイたちが追っていた疾走中の馬車からマーゴは突如消失、サンセール邸では複数の客人が見ている前で、先に邸を訪れていたラザフォード判事が階段から転落死します。
そして事件の全容を知っているかと思われる謎の人物『パパ・ラ=バ』(ヴードゥーの悪魔の意)の署名のある警告文が、関係者に送られます。

カー最晩年の作品で、いわゆる『ニューオーリンズ三部作』の冒頭を飾る作品。
カーは50年代から過去を舞台にした歴史ミステリを書くようになりますが、エンターテインメント性の強い作品と風俗小説的な作品があり、この「ヴードゥーの悪魔」は後者。

人間消失と不可能犯罪の謎、オカルト要素、20年前の事件の因縁、本筋に無関係なロマンス、いいタイミングに轟く雷鳴と、ファンなら嗚呼……これぞカーだ(笑)と嬉しくなること請け合いです。

ミステリ的には大したことがないと思います。
わたし自身犯人と殺害方法がわかってしまったし、消失トリックも蓋を開けてみれば驚くほどのものでもない。
しかし三つ子の魂百までというか、カーのこだわりには頭が下がります。

わたしはカー好きですから、喜んで読みました。
カーの書きたかったのはあくまでも当時のニューオーリンズの雰囲気だというのはわかるし、決して失敗作ではない。
カーの作品にはとんでもない愚作がたまにありますが、そういうものではありません。
もっとも趣味性が高過ぎて……ファンにしかお薦めはできないけれど。
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タイトル 日 時
レジナルド・ヒル「骨と沈黙」
レジナルド・ヒル「骨と沈黙」(秋津知子訳/早川書房)を読みました。 ...続きを見る

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2006/04/02 16:52
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2006/03/19 16:42
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2006/03/12 14:48
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2006/03/11 17:07
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2006/01/15 18:34
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2006/01/08 18:46
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A・A・ミルン「赤い館の秘密」(大西尹明/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2006/01/08 18:42
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クリスマス当日ホームズの元に届けられた、古ぼけた山高帽とガチョウ。 早朝、喧嘩の現場でピータースンが拾ってきたのです。 ピータースンは、役目を果たせてあげるためガチョウを持ち帰りますが、二日後慌ててホームズのところへやって来ます。 ガチョウの体内から宝石が出て来たというのです。(「青いガーネット」) ...続きを見る

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2005/12/25 15:39
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ジョン・L. レレンバーグ編「シャーロック・ホームズ四人目の賢者―クリスマスの依頼人〈2〉」(日暮雅通訳/原書房)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/25 15:36
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ジョン・レレンバーグ編「シャーロック・ホームズ クリスマスの依頼人」(日暮雅通訳/原書房)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/25 15:32
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ジェームズ・ヤッフェ「ママのクリスマス」(神納照子訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/24 17:56
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ジェイムズ・マクルーア「暑いクリスマス」(佐々田雅子訳/ハヤカワ書房)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/24 17:52
G・K・チェスタトン「ブラウン神父の童心」
クリスマスにとある中流家庭で行われたパーティ。 来客のプレゼントは「飛ぶ星」でした。 アフリカ産のダイアモンドで、頻繁に盗難に会うところからそう呼ばれていたのです。 興が乗って来客たちが道化芝居を演じている間に「飛ぶ星」は盗まれてしまいます。(「飛ぶ星」) ...続きを見る

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2005/12/18 12:33
アガサ・クリスティー「ポアロのクリスマス」
アガサ・クリスティー「ポアロのクリスマス」(村上啓夫訳/ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/18 12:29
R・D・ウィングフィールド「クリスマスのフロスト」
R・D・ウィングフィールド「クリスマスのフロスト」(芹澤恵訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/17 10:51
キャロル・オコンネル「クリスマスに少女は還る」
キャロル・オコンネル「クリスマスに少女は還る」(務台夏子訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/17 10:46
O・ヘンリー「口笛ディックのクリスマス・プレゼント」(「O・ヘンリー・ミステリー傑作選」所収)
12月のニュー・オーリンズ。浮浪者を追放する条例が施行されました。 馴染みの警官からニュースを知らされた年季の入ったホームレス口笛ディックは、田園地帯を目指してとぼとぼと歩き始めます。 追い越して行く馬車の荷台から少女が彼に向かって叫びました。 「メーリー・クリスマース!」。 ...続きを見る

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2005/12/11 17:14
アガサ・クリスティー「クリスマスの悲劇」(「火曜クラブ」所収)
アガサ・クリスティー「火曜クラブ」(中村妙子訳/ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/10 12:22
ジョン・ディクスン・カー「ヴァンパイアの塔」
ジョン・ディクスン・カー「ヴァンパイアの塔―カー短編全集〈6〉」(大村・高見・深町訳/創元推理文庫)を読みました。 季節柄クリスマス関連のミステリを読んでいるのですが、この短編集にはクリスマスを背景にした作品が一編収録されています。 ...続きを見る

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2005/12/10 12:17
エラリイ・クイーン「クリスマスと人形」(「犯罪カレンダー〈7〜12月〉」所収)
エラリイ・クイーン「犯罪カレンダー 7月~12月」(宇野利泰訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/12/04 19:13
12月はクリスマス関連のミステリを
12月になりました。一年が過ぎるのも早いものです。 どうせ続かないからと、週末だけ更新という形式で始めた当ブログも何とか年を越せそうな雰囲気です。 ...続きを見る

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2005/12/03 23:53
ヒラリー・ウォー「この町の誰かが」
ヒラリー・ウォー「この町の誰かが」( 法村里絵訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/11/27 17:44
F・W・クロフツ「樽」
F・W・クロフツ「樽―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈9〉」(二宮磐訳/集英社文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/11/20 16:19
ピーター・ラヴゼイ「最後の刑事」
ピーター・ラヴゼイ「最後の刑事」(山本やよい訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/11/13 17:30
マイケル・Z・リューイン「夜勤刑事」
マイケル・Z・リューイン「夜勤刑事」(浜野サトル訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/11/06 18:10
トマス・チャステイン「パンドラの匣」
トマス・チャステイン「パンドラの匣」(後藤安彦訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/10/30 18:58
カーター・ディクスン「弓弦城殺人事件」
カーター・ディクスン「弓弦城殺人事件」(加島祥造訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/10/23 18:01
ヒラリー・ウォー「事件当夜は雨」
ヒラリー・ウォー「事件当夜は雨」(吉田誠一訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/10/23 17:13
スチュアート・ウッズ「湖底の家」
スチュアート・ウッズ「湖底の家」(矢野浩三郎訳/文春文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/10/16 18:40
スチュアート・ウッズ「警察署長」
スチュアート・ウッズ「警察署長〈上〉(下)」(真野明裕訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/10/16 18:34
ウィルキー・コリンズ「月長石」
ウィルキー・コリンズ「月長石」(中村能三訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/10/09 16:51
ガストン・ルルー「黄色い部屋の謎」
ガストン・ルルー「黄色い部屋の謎―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈2〉」(長島良三訳/集英社文庫)を読みました。ひさ〜し振りの再読です。 ...続きを見る

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2005/10/02 18:01
P・D・ジェイムズ「女には向かない職業」
P・D・ジェイムズ「女には向かない職業」(小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/09/25 17:22
乙一「暗黒童話」
乙一「暗黒童話」(集英社文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/09/24 16:15
アラン・グリン「ブレイン・ドラッグ」
アラン・グリン「ブレイン・ドラッグ」(田村義進訳/文春文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/09/18 18:26
ジョン・ディクスン・カー「死時計」
ジョン・ディクスン・カー「死時計」(吉田誠一訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2005/09/11 17:37
フランシス・M・ネヴィンズ・Jr.「コーネル・ウールリッチの生涯(上)(下)」
フランシス・M・ネヴィンズ・Jr.「コーネル・ウールリッチの生涯 (上)(下)」(門野集訳/早川書房)を読みました。 ...続きを見る

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2005/09/10 18:23
エラリイ・クイーン「Yの悲劇」
エラリイ・クイーン「Yの悲劇」(宇野利泰訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/09/04 14:01
アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」
アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」(清水俊二訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/08/28 17:01
ヴァン・ダイン作品についての覚書
ヴァン・ダインのファイロ・ヴァンスものの長編ミステリ全12冊を読み終えたので、わたしなりにまとめてみたいと思います。 ...続きを見る

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2005/08/28 16:57
ウィリアム・ヒョーツバーグ「堕ちる天使」
ウィリアム・ヒョーツバーグ「堕ちる天使」(佐和誠訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/08/27 17:16
ヴァン・ダイン「グレイシー・アレン殺人事件」
ヴァン・ダイン「グレイシー・アレン殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/08/21 16:39
ヴァン・ダイン「誘拐殺人事件」
ヴァン・ダイン「誘拐殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/08/14 17:40
ヴァン・ダイン「ガーデン殺人事件」
ヴァン・ダイン「ガーデン殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/08/07 16:51
ヴァン・ダイン「カシノ殺人事件」
ヴァン・ダイン「カシノ殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/07/31 12:07
ヴァン・ダイン「ドラゴン殺人事件」
ヴァン・ダイン「ドラゴン殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/07/24 17:42
ヴァン・ダイン「ケンネル殺人事件」
ヴァン・ダイン「ケンネル殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/07/17 11:02
ヴァン・ダイン「カブト虫殺人事件」
ヴァン・ダイン「カブト虫殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/07/10 17:56
コーネル・ウールリッチ「黒い天使」
コーネル・ウールリッチ「黒い天使」(黒原敏行訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/07/09 17:40
ヴァン・ダイン「僧正殺人事件」
ヴァン・ダイン「僧正殺人事件―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈3〉」(日暮雅道訳/集英社文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/07/03 19:14
ヴァン・ダイン「グリーン家殺人事件」
ヴァン・ダイン「グリーン家殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/06/26 19:09
中井英夫「虚無への供物」
中井英夫「虚無への供物」(講談社文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/06/25 18:03
ヴァン・ダイン「カナリヤ殺人事件」
ヴァン・ダイン「カナリヤ殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/06/19 17:21
ジョン・ディクスン・カー「死が二人をわかつまで」
ジョン・ディクスン・カー「死が二人をわかつまで」(仁賀克雄訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/06/18 18:21
ヴァン・ダイン「ベンスン殺人事件」
ヴァン・ダイン「ベンスン殺人事件」(井上勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/06/12 19:10
ダシール・ハメット「ガラスの鍵」
ダシール・ハメット「ガラスの鍵」(小鷹信光訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/06/11 17:55
P・D・ジェイムズ「皮膚の下の頭蓋骨」
今週はP・D・ジェイムズ「皮膚の下の頭蓋骨」(小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/06/04 19:05
J・P・ホーガン「星を継ぐもの」
J・P・ホーガン「星を継ぐもの」(池 央耿訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/05/28 17:03
ヴァン・ダイン「ウィンター殺人事件」
ヴァン・ダイン「ウィンター殺人事件」(井上 勇訳/創元推理文庫)を読みました。 ...続きを見る

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2005/05/15 23:57

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