週末は読書感想の国

アクセスカウンタ

zoom RSS ブライアン・W・オールディス「地球の長い午後」

<<   作成日時 : 2006/07/08 17:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ブライアン・W・オールディス「地球の長い午後」(伊藤典夫訳/ハヤカワ文庫SF)を読みました。1962年度ヒューゴー賞受賞作。

遠い未来。死をまじかに控え膨張する太陽。
自転が止まり、その半分がずっと昼間となってしまった地球。
そこは植物の王国と化し、ほとんどの動物が死滅してしまった世界。

そんな中人々はひっそりと、そして常に死の危険に晒されながら生きています。
植物たちは生き延びるためそれぞれの形で進化し、浮遊するものもいれば、歩行するものもいる。
それはまるで新種の生物の様でもあります。
こんな変態的な植物が次々と登場します。

主人公はグループから離脱した、はねっかえりの少年グレン。
旅の途中で出会った他の部族の少女、ヤトマーとともにサバイバルの旅を続けてゆきます。

この作品の魅力を考えるに、徹底した物語世界の構築度の高さが指摘できると思います。
物語興味という点についてはあまりピンと来ませんでしたが、先にも書いたように奇妙な形に進化した動植物や人類(のようなもの)の数々や、圧倒的に異様な世界を創造したその想像力に驚かされる。

面白かったかどうかと問われれば、一読者のわたしとしてはあまり面白くは感じませんでした。
ただ、オールディスと同業者(小説家)がこの作品を読んだとき、嫉妬したり、悔しがったり、憧れを持ったりすることは想像に難くはないだろうと思いました。
地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ブライアン・W・オールディス「地球の長い午後」 週末は読書感想の国/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる